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売れる「事業アイディア」を出す方法

事業デザイン|2020年06月13日

2020年06月13日
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よく相談をいただくことの1つに、アイディアの出し方があります。事業アイディアをうまく出せる人は、よく、閃きや才能があると思われがちですが、まったくそんなことはありません。今回は、売れるアイディアが出るまでの基本的な過程を、一通りご紹介していきます。

最初のアイディアを出すためには

基本的に、アイディアは問題解決です。これはTwitterでも散々お伝えしているので、認識されている方もいらっしゃるかなと思うのですが、まず、身の回りで誰かが困っていることや、自分が不便だなと思うことを見つけます。

その不便や困っていることの解決策が、事業アイディアなのです。まず、問題を見つけて、本質的にその問題をよく理解することからはじめましょう。問題について深く理解できたら、解決策を考え、商品やサービスにする。基本的にはこの繰り返しです。

真似してもいい

ただし、これは完全にオリジナルで新規市場を開拓して、最初から独占状態を生み出したい場合です。すでにある事業で「自分ならもっとうまくやれる」「もっとよくなると考えられる案がある」と信じられる分野があれば、特にアイディアを考える必要もありませんので、そのままアイディアを実行すれば良いでしょう。

未知の問題解決をするメリットは「独占」

ただ、まったく新しい問題を発見して解決するメリットは「独占」です。よく、事業をつくる時に「独占しろ」と言われます。新しく自分が開拓したジャンルに関しては一時的にでも独占状態になりますので、一気に爆速で成長する確率が高いということです。

新たな競合が参入してきても、最初にユーザーの多くを獲得し、クオリティを高品質に保つことができれば、そう簡単にシェアを奪われることもないでしょう。競合と戦う術があるなら、すでにある業界に参入し、もし自分で独占的に構想でシェアを拡大したいなら、新たな問題を解決することをおすすめします。

もっと、問題の発見方法や解決方法について詳しく知りたい方は「デザイン思考」という方法を詳しく学ぶことで、よりスムーズにアイディアを出せるようになります。ぜひ、学んでみてください。WAREHOUSESTARTOUTでも、より実践に組み込んだ形で解説しています。

99%の確率で最初のアイディアはうまくいかない

誰かの真似をするなら、そんなことないんですけどね。真似すれば良いだけなので。あとはマーケティングと自分たちが加えた独自のアイディア次第です。ゼロからサービスを作るとなれば、間違いなく99%、最初は失敗します。

じゃあ、どうやって成功するアイディアが生まれていくのかと言えば「ひたすらもがいているうちにできる」のです。単純ですが、ほんとです。今存在する、ほとんどのユニコーンクラスのアイディアが、そうやってできています。

ピンタレストの例

たとえば、ピンタレストが生まれた例をみてみましょう。最初、ピンタレスとが生まれる前に、トートというサービスがありました。トートは、オンラインカタログからデータを持ってきて、自分の好きなようにカタログを作る、というサービスでした。ところが、これが売れなかったのです。

なぜ売れなかったかと言えば、トートが生まれた2009年当時、アプリで買い物をする人はほぼ存在せず、動作も遅く、デザインも悪いものでした。ただ、トートのユーザーを分析する中で、自分のパソコンや携帯電話などに画像を直接送って保存している人がいたのでした。

その行動に注目した創業者は、トートを方向転換して、画像を集めて整理するプラットフォームに作り変えたのでした。結果、ピンタレストが誕生しました。その後の結果はご存知の通り、全世界で大ヒットし、一気に成長したのです。

Twitter、インスタグラム、YouTubeも

TwitterでもつぶやいたYouTubeもそうです。最初は出会い系アプリを真似したサービスを作ったものの、うまくいかず、そんな時、創業者の2人が動画を探したり、送ったりするのに四苦八苦したことからYouTubeが生まれました。

インスタグラムもそうです。最初は色々な機能がついたバーブンというアプリを作っていましたが、その中で写真の機能だけやたら使われていることに気づいて、写真をメインにアプリを作ったところ、大ヒットしたのです。

このように、最初のサービスが生まれてうまくいかなくて、それでも機能やユーザーを分析していたら、新しいアイディアに繋がった、ということが、売れるアイディアのほとんどの流れです。最初のアイディアがうまくいかなくても諦めることはありません。そこから見出した学びこと、成功に繋がるアイディアなのです。

STARTOUTも最初は事業づくりだけに特化したもので、実際、3回作り直してようやく、多くの人に使われるようになりました。事業作りに特化した学習アプリだとうまくいかなかったものの、その中でプログラミングから事業デザインまで通して学ぶ需要があることに気づき、形にした結果、うまくいきました。

WAREHOUSESTARTOUTを一段階案を戻した、事業デザインだけに特化して学習するアプリです。事業デザインに特化した学習サービスに、改めて挑戦してみることにしました。STARTOUTとはまた違った道が見つかるかもしれません。いずれアップデートを重ね、最良の形になるでしょう。なので、現時点では値段を上げることなく、安価に提供させて頂いています。

一度作ってみて、そこで学んだことを次に活かし続ける

最初から、最高のアイディアを出そうとする必要はありません。もちろん、最初から売れることが良いのですが、いきなり特大ホームランを打つことは難しいです。まず、どんなアイディアでも良いので、熱意を注ぎ込めそうな分野でリリースしてみること。そして、実際にユーザーを観察することが大切です。

観察していれば、そのうち、ユーザーの行動で気になる部分が生まれます。それがアイディアの種に他なりません。そうした行動や特徴を見つけたら、あとはその行動を軸にサービスを作ってみること。それが、大きく飛躍するアイディアとなります。

兆候を見落とさないように、常に観察を続けてみてください。最初はありきたりなものでも構わないので、作って試して売る。そしてユーザーの行動を観察して特徴を見つける。特徴を起点としてアイディアを作る。それこそが、飛躍するアイディアを作りだす、遠回りのように見えて、もっともゴールに近い道です。

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SHOTA UEYAMA

起業家×ウェブクリエイター。日本国内だけでなく世界中で活動。2015年、セブ島にて立ち上げた日本人対象のクリエイター育成スクールを売却。その後、アメリカで事業デザインを無理やり学ぶ。帰国後は起業家育成プログラムを立ち上げ、起業家育成に従事するほか、中小企業様のマーケティング戦略策定、ウェブ開発技術を個人で提供。現在は月3万円、家つきで「WEB×英語×事業づくり」を習得する「IT留学シェアハウスWORKROOM」をセブ島で開始。講座も無く先生もいない「教えない学校」として話題。また、すべての人に起業スキルをというビジョンのもとに、複業と起業の教育・支援プラットフォーム「STARTOUT」「WAREHOUSE」を開発、運営。

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SHOTA UEYAMA

起業家×ウェブクリエイター。日本国内だけでなく世界中で活動。2015年、セブ島にて立ち上げた日本人対象のクリエイター育成スクールを売却。その後、アメリカで事業デザインを無理やり学ぶ。帰国後は起業家育成プログラムを立ち上げ、起業家育成に従事するほか、中小企業様のマーケティング戦略策定、ウェブ開発技術を個人で提供。現在は月3万円、家つきで「WEB×英語×事業づくり」を習得する「IT留学シェアハウスWORKROOM」をセブ島で開始。講座も無く先生もいない「教えない学校」として話題。また、すべての人に起業スキルをというビジョンのもとに、複業と起業の教育・支援プラットフォーム「STARTOUT」「WAREHOUSE」を開発、運営。

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